1月12日~15日まで行った県政調査会で、各議員から出た意見をもとに「令和3年度愛知県当初予算編成に関する要望書」がまとめられました。それを持って、本日知事公館に伺い、申し入れ幹部会にて大村知事に要望書を手渡しました。知事のご挨拶の後、私と副議長、団長はじめ団四役の皆様と共に要望書を渡し、原団長の挨拶、その後、中根政調会長が内容について説明をしました。
今年度は特に「新型コロナウイルス感染症対策に関する重点要望」を加え、以下の項目を要望しました。①社会資本整備の推進 ②防災・減災対策及び環境施策の推進 ③地方創生、行財政改革及び国際化の推進 ④産業振興・雇用対策及び観光施策の推進 ⑤農林水産業の振興 ⑥医療・福祉の充実 ⑦学校教育の充実とスポーツ・文化芸術の振興 ⑧犯罪抑止と交通安全対策の充実の8項目です。
更に詳しい内容が20ページにわたって記載されており、原団長が挨拶で言ったように、県民の皆様全ての思いが詰まった要望となっています。県民の安全・安心な暮らしを確保するため、自然災害や感染症等のリスクに対応し得る危機に強い地域づくり、デジタル技術による社会経済の変革による産業技術への対応、次世代産業の育成・振興等の施策に重点的に取り組むことが必要と記されています。
また愛知県は第20回アジア競技大会の開催、ジブリパークや新体育館の整備等、様々なプロジェクトが控えています。コロナの影響で行財政運営にも影響が出てくると思われますが、今後の県政運営に当たっては、福祉や教育など県民の暮らしに直結している事業とのバランスに配慮しながら、愛知の未来のための投資を行っていくためにも、特段の措置を講じてほしいと要望しました。